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治験無双

治験で一歩前へ。

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読書日記

H26年 2月の読書日記(24冊目~43冊目)
おススメには★印


43冊目
「原子力と理科教育 笠 潤平」
次世代の科学的リテラシーのために (岩波ブックレット)
原発の安全面や長所だけを強調し、子供たちに問題点や課題を教えてこなかった学校の理科教育に対して問題提起してはります。原発以外にも、レントゲンやCTの被爆リスクも教えないといけないし、薬や予防接種のリスクも教えないといけないですね。でも、子供たちからすれば、そんなに社会に問題あるなら、父さん母さんの世代で何とかしてよ!と言いたくなるような。。。


42冊目
「他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美」
このタイトル。著者は精神科医。うーむ、におうにおう、、、精神医療の市場拡大キャンペーン、、、、以下自粛。まあ、この本は、被害者側に立って書かれてあります。タイトルのような恐い人に出会ったら、逃げるに限ります。


41冊目
★★★「ニッポンには対話がない 北川 達夫,平田 オリザ」
2008年に出版された、フィンランドメソッドの北川達夫先生と演出家の平田オリザ先生の対談。社会の問題には、正解が無い事が多い。立場や視点が変わればどちらも正解になる。また、自分と他人の感じ方の違い、価値観の違いは、対話でしかわからない。シンパシー(感情移入)コミュニケーションから、「相手の気持ちはわからない」前提に立ったエンパシー(自己移入)コミュニケーションへ。


40冊目
★「日本人は民主主義を捨てたがっているのか?  想田和弘」
以前、想田さんと内田樹さんのトークショーに行って、考え方、価値観が僕とは合わない方だなと思いました。でも、自分と価値観の合わない方のお話を聞くのはキライでは無いので、我慢して?読みました。橋下市長、自民党、そして役人の対応から、日本が民主主義を捨てて全体主義に向かっていると考えられています。おそらく、先の大戦に対する受け止めの違いと、人権に対する基本的スタンス、そして企業人(限りなく全体主義ですから)であるかないかが違いなのかも。


39冊目
★★「読んでやめる精神の薬 浜 六郎」
まあ、タイトル通りの本です。メンタルヘルスに関わる人は、必読の本。


38冊目
★★★「霊の発見 五木 寛之,鎌田 東二」
本来の仏教は、針や鍬など無情のものを供養しない。神仏習合の前に神神習合があった。呪術力のあった聖徳太子。怪しい霊能者や怨霊が日本の歴史を作ってきた。リングは、テレビを祠とした。子供たちに、地獄や罰、祟りの怖さを教える事が必要。仏教もキリスト教も、信者の手掛かり欲しさが作った。宗教には邪神、悪神もあり、見誤らない力が必要。その為には、日々の魂の浄化が必要。本当の霊能者は、人格で伝道する。などなど、、、、なかなか、おもろい!!(=゚ω゚)ノ


37冊目
「日本は世界1位の政府資産大国   高橋 洋一」
日本国は、負債が1088兆円あるが、資産は世界ダントツの629兆円もある。うち300兆円は天下り法人の廃止、売却等ですぐに現金化できる。結果として、震災の復興税は不要であった。消費税アップは、財務省の権力維持の為であり、まだすべき事がある。結局、役人のいう事には騙されるな。。。みたいな、内容でした。あたしゃアホやからよくわからん。もっと国会議員の先生がたを教育したってください!


36冊目
「職業治験 八雲星次」
治験で1000万円稼いだ男の病的な日々
認可前の薬を飲んで、安全性に問題がないかを確認するための人間モルモット。時々入院して、食欲と睡眠欲は満たせる生活。年収は200万円近く。。。。一度、プロ治験者になったら、年齢制限(40才ぐらい)まで抜け出せないとも、、、、なんかなあ、、、


35冊目
「はげます技術  あさくらゆかり」
タイトル通り、はげますための技術を期待したのですが、、、、なーんだ、やっぱり、傾聴の本じゃないか、、、、あ~~頭痛、吐き気、生理痛(あ、これは違いますね)、、、、というか、傾聴を「技術」とするタイトルだけで、私とはあいまへんな。。。。シランケドー( ̄(工) ̄)


34冊目
「本当は怖い小学一年生 汐見稔幸」
例によって、僕なりにまとめると、、、5感での味わい体験、自然の中での体験、様々な感情体験、面白い体験、想像し創造する体験、工夫する体験、考えて結論を出す体験、、、などなど、子どもの成長には体験が必要だ。そして、このような体験が出来る小さな社会を作っていきましょう。。。。みないな感じですかね、、、イグアナの会もがんばりますやんかいさ。。。シランケドー( ̄(工) ̄)


33冊目
★★「はなとゆめ 冲方丁」
悪意には悪意で返さず、風流で返す。枕草子を書いた清少納言の物語。あるいは、枕草子そのものの現代訳なのか?古典にうとい私にはわかりません。冲方丁さんの小説は三つ目ですが、主人公に選ばれる歴史上の人は、みな義の道に生きようとされた方で、爽やかてかっけーですわ。


32冊目
★★「初歩からの世界経済 日経プレミアシリーズ」
世界の原発数は、2011年の430基から2030年には800基と倍増。教育施策で遅れる日本。保守とリベラルの対立が深まるアメリカ。一枚岩になれないEUと極右政党が台頭する各国。地方の隠れ借金のリスクが潜む中国。次の成長成長エンジンとなる東南アジアとブラックアフリカ。などなど。日本の政治の争点となっている雇用対策、エネルギー、TPPなど、日本国内事情だけ見てたら我々は選択を誤るかもしれませぬ。


31冊目
「海に還った哺乳類 イルカのふしぎ 村山 司」
イルカと話す実験をされている村山さんのお話。二時間ごとに生まれ変わるイルカの皮膚。3000メートル潜れるマッコウクジラ。同性愛もあるバンドウイルカ。イルカは女系社会。数千キロも届くクジラの歌声。二つの脳を持ち、交互に片側の脳が寝るイルカ、などなど。


30冊目
★「老人漂流社会  NHKスペシャル取材班」
「ヒト(家族)」「カネ」「場所(お家)」が無い高齢者が、漂流せざるを得ない時代、、、、明日は我が身ですわ。。。。さて、将来、イグアナの皆さんでお金出し合って安い古民家でも買って、イグアナホームでも作りますか?互いに看取り合う生活も悪くないね。(=゚ω゚)ノ


29冊目
★★★「まんが 哲学入門  森岡 正博,寺田 にゃんこふ」
文章を読んでもさっぱりわからん、とてめ難しい哲学ですが、マンガで説明されると、なんだかわかったような気になるのが不思議やんかいさ。まあ、少なくとも「存在しているもの」と「存在しないもの」を比較しちゃあいけないという哲学的思考法は、わかったような気がします。新書として出されているのは、さすがわかっているねえ、講談社!(=゚ω゚)ノ


28冊目
★★★「おとなの背中  鷲田 清一」
学びには痛みが伴う。教えるのではなく、背中で伝える。問題は解決できるという思い込み。問題が発覚した時に、誰かを糾弾するというパターンに逃げずに、自分自身の中の違和の声に耳を傾けよう。必要なのは、子供向けではなく、大人向けのワークショップ。ワークショップは、ニュートラルになり、思考のフォーマットを変えるための訓練。責任を取るとは、逃げる事では無く、借りを返すこと。いじめ問題を扱う大人たちが、いじめ問題を再生産させている。などなど、、、なかなか気づき多い本です。


27冊目
「精神医療ダークサイド 佐藤光展」
吐き気と怒り、身震いが止まらない本です。怖い。ひたすら怖い。私、メンタルヘルス関係の仕事から足を洗えてよかったとほんまに思います。今になって思い返すと、抗うつ剤でうつ病になった人、統合失調症の薬で統合失調症になった人、大量投与で会社をやめて今は廃人になった人、、、たくさんいました。怖い怖い、、、


26冊目
★「集団的自衛権の深層  松竹伸幸」
なぜ今、集団的自衛権なのか?自衛隊の実力が上がり集団的自衛権を行使できるまでになった。冷戦時代、米ソ戦争になれば、日本はすぐにソ連から侵略される可能性が高かった。しかし、米中戦争になっても、日本が侵略される可能性は低い。なのに集団的自衛権を推進する自民党は日米同盟にしがみつきたいのか?そして、集団的自衛権の名のもとに繰り返された大国の侵略行為をどう見るのか?など。。。アメリカの属国として行動することのみが、日本とアジアの平和につながるわけではない。ならぬものはならぬ!と言える国になりたいものです。


25冊目
「黒田官兵衛 作られた軍師像  渡邊大門」
黒田官兵衛が名軍師であるというのは、後からつけられたイメージであると、著者は述べる。黒田家の家臣団に領主一族は優秀であったと思わせたいバイアスと、中国史に現れる諸葛孔明の軍師イメージを日本史にも当てはめたい歴史家のバイアスが、名軍師伝説を作ったとか、、、、あ、この本でこの事が述べられているのは最終章だけで、それ以外はだらだらと歴史記述が続いて、退屈でした。


24冊目
「稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 大前 研一」
ざっと読みましたが、私にとっては特に目新しい事は書いてません。就活の学生さんが読んだら、付け焼き刃だけど何かの役には立つかも。



平成26年のおすすめ本は、、、
1位:「霊の発見 五木 寛之,鎌田 東二」
2位:「まんが 哲学入門  森岡 正博,寺田 にゃんこふ」
3位:「ニッポンには対話がない 北川 達夫,平田 オリザ」
4位:「憲法改正の論点 西修」
5位:「おとなの背中  鷲田 清一」
6位:「韓国 反日感情の正体 黒田勝弘」
7位:「ふしぎなキリスト教 橋爪 大三郎,大澤 真幸」
8位:「はなとゆめ 冲方丁」
9位:「初歩からの世界経済 日経プレミアシリーズ」
10位:「単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二」
11位:「読んでやめる精神の薬 浜 六郎」
12位:「日本人は民主主義を捨てたがっているのか?  想田和弘」
13位:「集団的自衛権の深層  松竹伸幸」
14位:「すごい宇宙講義 多田将」
15位:「国境の日本史  武光誠」

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